転職用履歴書の書き方|職務経歴書との違いもわかりやすく解説
転職活動では履歴書と職務経歴書の2つの書類が求められるのが一般的です。それぞれの役割の違いと、転職ならではの履歴書の書き方を解説します。
履歴書と職務経歴書の違い
| 履歴書 | 職務経歴書 | |
|---|---|---|
| 役割 | プロフィールの証明(氏名・学歴・職歴・資格などの基本情報) | 実務能力のプレゼン(業務内容・実績・スキルの詳細) |
| 形式 | 定型フォーマット(JIS規格など) | 自由形式(A4・1〜2枚が一般的) |
| 書く内容 | 事実を時系列で簡潔に | 担当業務・実績数値・活かせるスキルを具体的に |
| 使われ方 | 人事情報・連絡先の確認、面接時の基礎資料 | 書類選考での実力評価 |
つまり履歴書は「プロフィール」、職務経歴書は「営業資料」です。転職では原則、両方をセットで提出します。
在職中の職歴の書き方
- 現在の勤務先まで時系列で書き、最後の行の次に「現在に至る」、その次の行に右寄せで「以上」と書きます。
- 退職日が決まっている場合は「現在に至る(2026年8月31日 退職予定)」のように書くと、入社可能時期が伝わって親切です。
- 在職中で日中の電話に出られない場合は、本人希望欄に「在職中のため、お電話は18時以降にいただけますと幸いです」と書き添えましょう。
在職中の職歴 記入見本
| 年 | 月 | 学歴・職歴 |
|---|---|---|
| 職歴 | ||
| 2018 | 4 | 株式会社○○ 入社 |
| 営業部にて法人営業を担当 | ||
| 2022 | 9 | 一身上の都合により退職 |
| 2022 | 10 | 株式会社△△ 入社 |
| 現在に至る | ||
| 以上 |
退職理由の書き方
履歴書の職歴欄では、退職理由は詳しく書かず定型表現でOKです。詳細は面接で伝えます。
- 自己都合 → 「一身上の都合により退職」
- 倒産・リストラなど → 「会社都合により退職」
- 契約期間の満了 → 「契約期間満了により退職」
転職回数が多い場合
- 職歴は省略せずすべて書くのが原則です(経歴詐称のリスクを避ける)。
- 行数が足りなければ「入社」「退社」を1行にまとめる、学歴を高校卒業からにする、職歴欄の多いフォーマットを使うなどで調整します。
- 詳細な業務内容は職務経歴書に譲り、履歴書はコンパクトに。
空白期間(ブランク)がある場合
空白期間そのものを履歴書に書く義務はありませんが、面接ではほぼ確実に聞かれます。資格取得の勉強・介護・療養・留学など、事実を前向きに説明できるよう準備しておきましょう。長い空白があり補足したい場合は、職歴欄に「○年○月〜○年○月 資格取得のため勉強に専念」のように1行書いても構いません。
職務経歴書の基本構成(あわせて用意する)
職務経歴書は自由形式ですが、一般的には次の構成でA4・1〜2枚にまとめます(編年体形式の例)。
| 項目 | 書く内容 |
|---|---|
| タイトル・日付・氏名 | 「職務経歴書」、提出日、氏名 |
| 職務要約 | 経歴全体を3〜4行でまとめる(最も読まれる部分) |
| 職務経歴 | 会社ごとに期間・事業内容・担当業務・実績(できるだけ数値で) |
| 活かせる経験・スキル | 応募職種に関連するスキルを箇条書き |
| 資格・免許 | 正式名称で(正式名称一覧はこちら) |
| 自己PR | 強みと応募先での貢献イメージを200〜400字程度 |
転職の志望動機のポイント
- 「前職の不満」ではなく「次の会社で実現したいこと」を軸に書く
- これまでの経験と応募先の業務との接点を具体的に示す
- 150〜300文字を目安に。志望動機の作成サポートや職種別の例文集も参考にしてください
転職活動の履歴書チェックリスト
- 職務経歴書とセットで用意したか(用紙サイズはどちらもA4に統一)
- 西暦・和暦が両書類で統一されているか
- 「現在に至る」「以上」を正しく書いたか
- 証明写真はスーツ着用・3か月以内のものか
- 本人希望欄に連絡可能時間帯を書いたか(在職中の場合)
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よくある質問
- Q. 履歴書と職務経歴書の違いは何ですか?
- A. 履歴書はプロフィール(基本情報)を伝える定型書類、職務経歴書は実務能力を自由形式でアピールする書類です。転職では原則両方を提出します。
- Q. 在職中の職歴はどう書きますか?
- A. 現在の勤務先まで書き、最後の行の次に「現在に至る」、その次に「以上」と書きます。退職予定日が決まっていれば添えると親切です。
- Q. 退職理由はどう書けばいいですか?
- A. 自己都合は「一身上の都合により退職」、会社都合は「会社都合により退職」が基本です。詳細は面接で伝えます。
- Q. 転職回数が多い場合はどうすればいいですか?
- A. 職歴は省略せずすべて書きます。行数が足りなければ入社・退社を1行にまとめ、詳細は職務経歴書に譲ります。