履歴書の用語・定型表現辞典|意味・書く場所・記入例
履歴書には「現在に至る」「以上」「貴社の規定に従います」など、独特の定型表現がいくつも登場します。それぞれの意味・書く場所・記入例・よくある間違いを一覧にまとめました。
学歴・職歴欄の定型表現
| 表現 | 意味・使い方 | 記入例・注意点 |
|---|---|---|
| 現在に至る | 「今もその会社に在籍している」ことを示す。在職中の会社を書いた次の行に記入する | 「株式会社○○ 入社」→次行「現在に至る」→次行に右寄せで「以上」。書いた場合も「以上」は省略しない |
| 以上 | 「記載はここで終わり」という締めの表現。学歴・職歴欄の最終行に右寄せで書く | 書き忘れが最も多い定型表現。履歴書chanでは自動で挿入される |
| 学歴/職歴(見出し) | 欄の1行目中央に「学歴」、学歴の後に1行空けて中央に「職歴」と書く | 見出し行にも年月は書かない。履歴書chanでは自動挿入 |
| 一身上の都合により退職 | 自己都合退職(転職・結婚・引っ越しなど自分の事情)の定型表現 | 理由の詳細は書かない。「一身上の都合で退社」より「退職」が一般的 |
| 会社都合により退職 | 倒産・リストラ・事業所閉鎖など会社側の事情による退職 | 自己都合と偽らない(雇用保険の記録と食い違うため) |
| 契約期間満了により退職 | 派遣・契約社員の契約が満了して退職した場合の表現 | 更新を辞退した場合も使える |
| 入社/退社(退職) | 会社に入った・辞めたことを示す。「退社」「退職」はどちらも誤りではない | 書類全体でどちらかに統一する(一般的には「退職」推奨) |
| 卒業見込み | 在学中で、期日どおり卒業する予定であることを示す(新卒就活で使用) | 「卒業予定」でも通じるが「卒業見込み」が定型。大学院は「修了見込み」 |
| 在学中 | 現在その学校に通っていることを示す(アルバイト応募などで使用) | 新卒の就職活動では「在学中」ではなく「卒業見込み」を使う |
| 中途退学(中退) | 卒業前に学校を辞めたことを示す。正式には「中途退学」 | 隠さず記載する。「一身上の都合により中途退学」のように理由を添えてもよい |
本人希望欄・その他の欄の定型表現
| 表現 | 意味・使い方 | 記入例・注意点 |
|---|---|---|
| 貴社の規定に従います | 本人希望記入欄で「特に条件はありません」を丁寧に伝える定型表現 | 給与・待遇の希望を細かく書く代わりに使う。履歴書chanでは空欄時に自動記載 |
| 特になし | 免許・資格などで書くことがない場合に使う。空欄のままにしない | 本人希望欄では「特になし」ではなく「貴社の規定に従います」を使う |
| 同上 | 「上と同じ」の意味。連絡先欄が現住所と同じ場合に使う | 氏名・学歴など他の欄では使わない |
| 満年齢 | 誕生日を迎えるごとに1歳ずつ増える通常の数え方の年齢。「満○歳」と書く | 記入日(提出日)時点の年齢を書く。履歴書chanでは自動計算 |
| 扶養家族数(配偶者を除く) | 自分の収入で生計を支えている家族の人数(配偶者は数に入れない) | 共働きで子どもが配偶者の扶養に入っている場合は0人 |
| 配偶者の扶養義務 | 配偶者を自分の収入で扶養しているかどうか | 配偶者が一定以上の収入で働いている場合は「無」 |
| 貴社/御社 | 相手の会社の敬称。書き言葉は「貴社」、話し言葉は「御社」 | 履歴書・メールでは「貴社」。面接で話すときは「御社」 |
| ふりがな/フリガナ | 氏名・住所の読みを書く欄。表記が「ふりがな」ならひらがな、「フリガナ」ならカタカナで書く | 欄の表記に合わせるのがルール |
免許・資格欄の定型表現
| 表現 | 意味・使い方 | 記入例・注意点 |
|---|---|---|
| 取得 | 免許に使う末尾表現 | 「普通自動車第一種運転免許 取得」 |
| 合格 | 検定・試験に使う末尾表現 | 「日商簿記検定2級 合格」 |
| 修了 | 講習・研修に使う末尾表現 | 「介護職員初任者研修 修了」「フォークリフト運転技能講習 修了」 |
| 取得に向けて勉強中 | まだ取得していない資格の学習中であることを示す | 「日商簿記検定2級 取得に向けて勉強中」。応募職種に関連する資格で使う |
資格の正式名称は免許・資格の正式名称一覧にまとめています。
よくある質問
- Q. 履歴書の「現在に至る」とはどういう意味ですか?
- A. 「今もその会社に在籍している」ことを示す定型表現です。職歴欄で、在職中の会社を書いた次の行に記入し、さらにその次の行に右寄せで「以上」と書きます。
- Q. 履歴書の「以上」は何のために書きますか?
- A. 「記載はここで終わり」という意味の締めの表現です。学歴・職歴欄の最後の行に右寄せで書きます。書き忘れが多い箇所なので注意しましょう。
- Q. 「貴社の規定に従います」はどこに書きますか?
- A. 本人希望記入欄に、特に伝えるべき条件がない場合に書く定型表現です。給与や待遇の希望を細かく書く代わりに使います。
- Q. 「退社」と「退職」はどちらを使いますか?
- A. どちらも誤りではありませんが、「退職」を使うのが一般的です。書類全体でどちらかに統一しましょう。