履歴書の日付は提出日を書く
即答:履歴書の日付は、作成日ではなく提出日を書きます。郵送ならポストに投函する日、持参なら持って行く当日、メール・Web応募なら送信する日です。生年月日の隣の「満◯歳」には、その日付時点で迎えている年齢を書きます。
履歴書の日付とは、その1枚に書かれた内容が「いつ時点の情報か」を示す基準日のことです。採用担当者は日付を見て、満年齢・在職状況・通勤時間などの記載をその時点の事実として読みます。だから作成した日ではなく、相手の手に渡る起点となる提出日を書くのが正解です。
なぜ作成日ではなく提出日なのか(根拠と例外)
履歴書の右上の日付欄は、書類としての鮮度を示す欄です。作成日を書いてしまうと、書きためた履歴書を提出した場合に「1ヶ月前の日付の書類」になり、使い回しの印象を与えます。逆に提出日を書いておけば、「この内容は提出時点の事実です」という宣言になり、満年齢や職歴の「現在に至る」との整合も取れます。
ただし、この論点は媒体によって推奨が微妙に割れています。諸説を整理すると次のとおりです。
| 説 | 内容 | 当サイトの評価 |
|---|---|---|
| 提出日を書く(多数派) | 投函日・持参日・送信日を書く | 推奨。 書類の基準日として最も筋が通り、どの応募先でも減点されない |
| 前日までの日付でも可 | 前夜に書き上げた日付のままでよい | 許容。1〜2日のずれを問題にする採用担当者はまずいないが、迷うなら提出日に直す |
| 作成日を書く | 実際に書いた日を書く | 非推奨。提出が遅れると日付だけ古くなり、使い回しを疑われる余地が生まれる |
つまり「提出日を書けば必ず正解、数日前の日付でも実害はほぼない」が実態です。当サイトは、迷いをなくすために提出日で統一することを推奨します。
提出方法別:どの日を書けばいい?
「提出日」の意味は提出方法で変わります。自分のケースを次の表で確認してください。
| 提出方法 | 書く日付 | 補足 |
|---|---|---|
| 郵送 | ポスト投函・窓口差出の日 | 到着日ではなく投函日。投函日が未定なら投函予定日でよい |
| 面接に持参 | 面接当日の日付 | 前日に書く場合も、渡す日=面接日を書く |
| 会社へ事前に持参 | 持って行く当日の日付 | 受付に預ける場合も同じ |
| メール添付 | 送信する日 | PDF化する前に日付を確認する。送り方の手順はPDFの送り方とファイル名の正解へ |
| Web応募フォーム | アップロードする日 | フォーム側に応募日が記録されるため、大きくずれていなければ問題ない |
| 説明会・登録会で提出 | 開催当日の日付 | 案内に「◯月◯日必着」とあっても、書くのは自分が渡す日 |
郵送する方は、日付を書いたあとの封入・切手・投函の手順を切手代の早見表と郵送7ステップ(添え状テンプレつき)で確認できます。
日付欄と生年月日欄の記入例
2026年 8月20日 現在
ふりがな やまだ はなこ
氏 名 山田 花子
生年月日 1998年 4月 2日生 (満 28歳)
- 日付欄の年は、履歴書全体の年表記(西暦か和暦か)に合わせます。生年月日だけ和暦にするような混在は避けます。どちらを選ぶかの判断は西暦と和暦のどちらで書くか(変換早見表)にまとめています
- 「満◯歳」は日付欄に書いた日を基準に計算します
- 数字は算用数字で書き、パソコン作成なら全角・半角をどちらかに統一します
「◯日現在」とはどういう意味?
「◯日現在」の「現在」とは「この日を基準にした情報です」という意味で、あらかじめ「年 月 日現在」と印字された様式では、空欄部分に提出日を入れるだけで完成します。「現在」の文字を自分で消したり、二重に「現在」と書き足したりする必要はありません。印字がない様式では「2026年8月20日」とだけ書けば足り、「現在」を自分で書き足すかどうかは任意です。
満年齢はどう数える?(誕生日前後の判定)
満年齢とは、生まれた日を0歳として、誕生日が来るたびに1歳ずつ加える数え方のことです。現在の日本の書類はすべて満年齢で書きます。数え年(生まれた年を1歳とする数え方)は使いません。
判定はシンプルで、日付欄の日までにその年の誕生日を迎えていれば新しい年齢、まだなら前の年齢です。
| 生年月日 | 日付欄の日付 | 満年齢 | 判定理由 |
|---|---|---|---|
| 1998年4月2日 | 2026年8月20日 | 満28歳 | 2026年4月2日の誕生日を迎えた後 |
| 1998年10月1日 | 2026年8月20日 | 満27歳 | 2026年の誕生日がまだ来ていない |
| 2008年8月20日 | 2026年8月20日 | 満18歳 | 誕生日当日は新しい年齢で書いてよい |
なお、法律(年齢計算ニ関スル法律)では誕生日の前日が満了する時点で加齢しますが、履歴書の実務では「誕生日当日から新しい年齢」で書けば問題ありません。提出が誕生日の直前・直後にまたがる場合だけ、日付欄の日を基準に計算し直してください。
書類選考中に誕生日を迎えて年齢が変わっても、提出時点の満年齢が正しければ訂正の連絡は不要です。
令和元年・平成31年はどう書く?(2019年の書き分け)
和暦で書く場合、2019年は改元をまたぐため書き分けが必要です。
| 期間 | 和暦表記 | 備考 |
|---|---|---|
| 2019年1月1日〜4月30日 | 平成31年 | 「令和31年」という年は存在しない |
| 2019年5月1日〜12月31日 | 令和元年 | 「令和1年」より「令和元年」が公用文の慣例 |
| 2020年以降 | 令和2年・令和3年… | 2年目からは「元年」を使わない |
たとえば2019年3月に高校を卒業した場合は「平成31年3月」、2019年10月に入社した場合は「令和元年10月」です。改元前の書類の癖で2019年10月を「平成31年10月」と書くのは誤りなので注意してください。学歴・職歴の年月をまとめて確認したい方は、入学・卒業年を生年月日から自動計算する(浪人・留年補正つき)が便利です。
日付を書き間違えた・空欄のまま提出しそうなときは?
日付欄の書き間違いは、修正テープではなく書き直しが原則です。提出直前に誤りに気づいた場合や、すでに提出してしまった場合の判断は書き間違えたときの対処(訂正していいケース・書き直すべきケース)で状況別に解説しています。
また、日付を空欄のまま提出するのは「いつ時点の情報か不明な書類」になるため避けます。投函日が読めないときは、投函予定日を書いてから封をする習慣にすると空欄事故が防げます。日付以外の項目の書き方は、親ガイドの全10項目の見本つき 履歴書の書き方ガイドでまとめて確認できます。
よくある質問
- Q. 面接日と提出日が違う場合、日付はどちらを書きますか?
- A. 履歴書を渡す日を書きます。事前郵送なら投函日、面接当日に持参するなら面接日です。
- Q. 日付が2〜3日前のままですが、書き直すべきですか?
- A. 数日のずれで不合格になることは通常ありません。ただし1週間以上古い日付は使い回しの印象を与えるため、書き直しをおすすめします。
- Q. 日付は西暦と和暦のどちらで書きますか?
- A. どちらでも正解ですが、生年月日・学歴・職歴を含めた1枚の中で必ず統一します。迷ったら応募書類全体で揃えやすい方を選んでください。
- Q. 「満◯歳」の欄が「満 歳」と印字されています。どう書きますか?
- A. 空欄部分に数字だけを書きます。「満28歳」の印字なら「28」を入れる形です。
- Q. 誕生日の前日に提出します。年齢はどちらを書きますか?
- A. 日付欄の日(提出日)時点の年齢を書くため、誕生日前なら前の年齢です。翌日に年齢が変わっても訂正連絡は不要です。
- Q. 生年月日の後ろの「生」とは何ですか?
- A. 「◯年◯月◯日に生まれた」ことを示す印字です。様式に「生」が印字されていれば、年月日の数字だけを書き込みます。
- Q. Web応募で日付欄のないフォームの場合はどうしますか?
- A. フォームに応募日時が自動記録されるため、日付の入力欄がなければ何もしなくて問題ありません。PDFを添付する形式なら、PDF内の日付欄に送信日を書きます。
日付と満年齢は、履歴書chanなら自動で正しくなります。 履歴書chanの作成画面では、生年月日を入力すると満年齢が自動計算され、日付も出力日に合わせて更新されるため、誕生日前後の年齢間違いや日付の書き忘れが原理的に起きません。登録不要・無料でいますぐ履歴書を作成するから、スマホでも約10分で完成します。