パート用履歴書の書き方
即答:パート用の履歴書は、職歴は直近の勤め先を中心に書き、専業主婦(夫)のブランクは「2018年4月 出産・育児のため退職(現在は就業可能です)」のように一言添えれば十分です。働ける曜日・時間帯と扶養内希望は本人希望欄に書きます。様式はパート・アルバイト用のA4・1枚タイプでOKです。
パート用の履歴書とは、市販・配布の「パート・アルバイト用」A4一枚様式に、直近の職歴・働ける条件・志望動機を簡潔にまとめたものです。正社員の転職と違って職務経歴書は原則不要で、採用側が最初に見るのは経歴の華やかさではなく「働ける曜日・時間帯が募集と合うか」です。このページは、ブランク・扶養・子供のことをどう書くか迷いがちな点を上から順に解決し、読み終わったら提出できる状態にします。
パート用の記入見本(ブランクあり主婦(夫)版/扶養内版)
| ブランクあり主婦(夫)版のポイント | 扶養内版のポイント | |
|---|---|---|
| 職歴 | 退職行に「出産・育児のため退職」+現在は就業可能の一言 | 直近のパート歴を「パートとして勤務」で記載 |
| 本人希望欄 | 働ける曜日・時間帯+子供関連の条件を簡潔に | 働ける曜日・時間帯+「扶養控除内での勤務を希望します」 |
| 志望動機 | ブランク前の経験+今働ける理由 | 家事と両立できる条件+活かせる経験 |
パート用はここだけ違う3点
- 職歴は「すべて」より「伝わる直近」:パート採用で重視されるのは直近の実務経験です。結婚・出産前の正社員歴も1社1行で書けば強みになります。行が長くなる場合の書式(「パートとして勤務」の形)はアルバイト・パート歴の職歴欄への書き方にまとまっています。
- ブランクは隠さず一言添える:空白期間を空白のまま出すより、「出産・育児のため退職(現在は就業可能です)」と事実+現在の状態を書くほうが選考で通りやすくなります。介護・配偶者の転勤など理由別の書き方は空白期間を不利にしない書き方の例文集が主担当です。
- 本人希望欄=働ける条件:パートの採否は「募集シフトと合うか」でほぼ決まります。働ける曜日・時間帯、扶養内希望、子供関連の条件はすべてこの欄に集約します(志望動機欄には書きません)。
基本情報欄のクイック表(パート用)
| 欄 | パート用の書き方 |
|---|---|
| 日付 | 提出日(面接持参なら面接日、Web応募なら送信日) |
| 学歴 | 高校入学(または卒業)からで十分。年の計算は入学・卒業年を生年月日から自動計算する(浪人・留年補正つき)で一発 |
| 職歴 | 直近の勤め先中心。パート歴も正式な職歴として書く |
| 扶養家族数・配偶者 | 事実のまま記入。数え方に迷う欄なので焦らず確認 |
| 通勤時間 | 自宅から勤務先までの片道。5分単位で切り上げ |
| 本人希望欄 | 働ける曜日・時間帯/扶養内希望/子供関連の条件 |
専業主婦(夫)のブランクはどう書く?
結論:ブランクは職歴欄に1行で「理由+現在の状態」を書けば、マイナスにはなりません。
2018 4 株式会社◯◯ 退職(出産・育児のため)
(子育てが一段落し、現在は就業可能です)
以上
採用側が知りたいのは「なぜ空白か」ではなく「今、安定して働けるか」です。だからこそ、理由は1行で十分で、現在働ける状態であることのほうを明確に書きます。ブランクが10年以上ある場合や、介護・病気療養など理由別の例文は空白期間を不利にしない書き方の例文集に理由別でまとまっています。
扶養内で働きたいときはどこに書く?
扶養内希望は本人希望欄に書きます。志望動機欄に書くと「条件だけで選んだ」印象になるため避けます。
- 「扶養控除内での勤務を希望します。」
- 「年間の収入が扶養の範囲内に収まるよう、勤務時間の調整をお願いいたします。」
扶養には税金上の基準と社会保険上の基準があり、金額の線引き(いわゆる103万円・106万円・130万円の壁)は制度改正で変わります。※最新の基準は厚生労働省(www.mhlw.go.jp)・国税庁の公表情報で確認してください。履歴書の段階では金額まで書く必要はなく、「扶養控除内での勤務を希望」の一文で意図は十分に伝わります。
子供のこと(送迎・発熱・学校行事)はどう伝える?
書く場所は本人希望欄です。「書いたら落ちるのでは」と不安になりますが、条件は落とす材料ではなくミスマッチを防ぐ情報です。面接後に判明するほうがお互いに困るため、通らなければ働けない条件だけを簡潔に書きます。
- 「保育園の送迎のため、勤務は9時30分〜16時の間を希望します。」
- 「子供の学校行事の際は、事前にシフトのご相談をさせてください。」
発熱時の早退・欠勤の可能性など、細かい事情は面接で口頭で伝えれば十分です。書いていい条件・書くと不利になりやすい条件の線引きと例文20は本人希望欄に書いていいこと・いけないこと(例文20)が主担当です。
パートの職歴はどこまで書く?(結婚前の職歴・パート歴)
- 結婚・出産前の正社員歴:社名・入社・退職を1行ずつ書きます。10年以上前でも省略せず書くのが原則です(雇用保険の記録と食い違うと訂正の手間が生じます)。
- 過去のパート歴:「株式会社◯◯(◯◯スーパー△△店) パートとして勤務」の形式で、正式な職歴として書きます。
- 短期・単発の勤務:数日〜数週間の単発は省略してかまいません。
行数が足りない場合の節約順や、雇用形態別の全見本は職歴欄の書き方(雇用形態別の見本15例)で確認できます。
志望動機に迷ったら(例文3つ+自動作成)
型は「きっかけ→活かせる経験→この職場の理由」の3文です。ブランクがあっても、家事・育児は生活の段取り能力として書けます。
- 「子育てが一段落し、平日の日中に安定して勤務できるようになったため応募しました。」
- 「出産前に5年間、食品スーパーでレジと品出しを担当していました。ブランクはありますが、基本の接客は体が覚えています。」
- 「自宅から徒歩10分と近く、天候に左右されず長く勤められると考えています。」
主婦(夫)・ブランク・扶養内それぞれの状況に合わせた例文はパートの志望動機の例文(主婦・ブランク・扶養内の状況別)にまとまっています。文章にするのが苦手なら選択式の質問に答えて志望動機を自動作成するが最短です。
写真・提出方法は最小限でOK
写真はスマホ撮影で問題ありません。縦4cm×横3cm・3ヶ月以内・無地背景の3点を守ります。服装はスーツでなくても、襟のあるシャツやきれいめの私服で十分です(→履歴書の写真のサイズ・服装・撮り方ガイド)。提出は、面接持参なら封筒に入れて封をせず持って行くのが基本です。郵送・Web応募の場合の手順は応募先の指定に従います。
よくある質問
- Q. 専業主婦(夫)の期間は職歴欄に書きますか?
- A. 「専業主婦」という行は不要で、退職行に「出産・育児のため退職」と理由を添えれば期間の説明になります。現在働ける状態であることを一言加えるとより伝わります。
- Q. 扶養内で働きたいことは志望動機に書いていいですか?
- A. 志望動機欄ではなく本人希望欄に書きます。志望動機は「なぜこの職場か」、本人希望欄は「どう働けるか」と役割が分かれています。
- Q. パート歴は職歴に入りますか?
- A. 入ります。「株式会社◯◯ パートとして勤務」の形式で正式な職歴として書きます。
- Q. ブランクが10年以上ありますが不利ですか?
- A. パート採用ではブランクの長さより「募集シフトと合うか」「直近で働ける状態か」が重視されます。理由と現在の状態を1行ずつ書けば、選考の土俵に問題なく乗れます。
- Q. 履歴書は手書きのほうがいいですか?
- A. パート応募で手書き指定はまれで、印刷した履歴書で問題ありません。応募先の指定があればそれに従います。
- Q. 夫(妻)の扶養から外れるか微妙な働き方の場合はどう書きますか?
- A. 履歴書には「扶養の範囲内での勤務を希望します」とだけ書き、具体的な時間数の調整は面接で相談するのが確実です。制度の金額基準は改正されるため、面接前に最新情報を確認しておくと安心です。
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