履歴書の学歴は中学卒業から書く

監修・運営:オルグロー株式会社

有料職業紹介事業許可 13-ユ-313222 / 東京商工会議所常任委員。就職・転職支援の正規許可事業者として、履歴書作成サービス「履歴書chan」を運営しています。運営会社の詳細

即答:履歴書の学歴は、新卒・アルバイトなら中学卒業から、転職なら高校入学(または卒業)から書くのが一般的です。迷う場合は中学卒業から書けば減点されません。入学・卒業の年は生年月日から自動計算できます(浪人・留年補正つき)。

学歴欄とは、義務教育以降の学校歴を古い順に「年・月・学校名・入学/卒業」の形式で記す欄です。書く内容そのものは決まっているのに多くの人の手が止まるのは、「どこから書くか」と「何年だったか」の2点に確答がないからです。このページはその2点をその場で解決します。

結論:学歴はどこから書くか(応募先別の早見表)

応募の種類 標準の開始位置 理由
新卒(就活) 中学卒業から 学校名の確認がしやすく学歴欄も埋まる。学校指定の書式慣行にも合う
転職(中途) 高校入学(または卒業)から 職歴を厚く書くため学歴は簡潔に
アルバイト・パート 中学卒業から(高校生・大学生)/高校からでも可 A4・1枚様式は行数が少ないため簡潔でよい
最終学歴が中学 中学入学から 卒業行だけにならないように

実は、開始位置の推奨は媒体によって割れています。 「新卒は中学卒業から」とする媒体もあれば「すべて高校からでよい」とする媒体もあり、どちらで書いても不合格の理由にはなりません。答えが割れる論点だからこそ、本サイトは「迷ったら中学卒業から」を安全解として推奨します。中学卒業から書いて減点される応募先は存在しない一方、行数が足りない様式では高校からに切り替える、という順で判断すれば失敗しません。

諸説 主な根拠 本サイトの評価
中学卒業から 義務教育の終点を起点にする伝統的な書式 ◎ どの応募先でも減点されない安全解
高校入学から 学歴の連続性(入学→卒業の対応)を保てる ○ 転職では合理的
高校卒業から 職歴重視。学歴は最小限 ○ 職歴が長い転職者向け。行数節約になる
最終学歴のみ 欄が極端に小さい様式向け △ 指定様式の場合のみ

入学・卒業年の自動計算ツール(浪人・留年・休学の補正つき)

生年月日を選ぶと、中学卒業から大学卒業までの年月を西暦・和暦の両方で表示します。市販の早見表と違い、浪人(+n年)・留年(+n年)・休学・編入をチェックボックスで補正でき、計算結果はワンタップで履歴書の学歴欄に流し込めます。履歴書chanの自動計算では、ここで作った学歴欄をそのまま作成画面に引き継げます(→この学歴欄を反映して作成を始める)。

生まれ年別の早見表(1992〜2008年生まれ・ストレート進学)

4月2日〜翌4月1日生まれを1学年として計算しています(早生まれの方は自分の「学年」の行を見てください)。浪人・留年がある場合は該当年数を足すか、上の自動計算で補正してください。

生まれ年度 中学卒業 高校入学 高校卒業 大学入学 大学卒業(4年制)
1992年(平成4)生まれ 2008年3月(平成20) 2008年4月(平成20) 2011年3月(平成23) 2011年4月(平成23) 2015年3月(平成27)
1993年(平成5)生まれ 2009年3月(平成21) 2009年4月(平成21) 2012年3月(平成24) 2012年4月(平成24) 2016年3月(平成28)
1994年(平成6)生まれ 2010年3月(平成22) 2010年4月(平成22) 2013年3月(平成25) 2013年4月(平成25) 2017年3月(平成29)
1995年(平成7)生まれ 2011年3月(平成23) 2011年4月(平成23) 2014年3月(平成26) 2014年4月(平成26) 2018年3月(平成30)
1996年(平成8)生まれ 2012年3月(平成24) 2012年4月(平成24) 2015年3月(平成27) 2015年4月(平成27) 2019年3月(平成31)
1997年(平成9)生まれ 2013年3月(平成25) 2013年4月(平成25) 2016年3月(平成28) 2016年4月(平成28) 2020年3月(令和2)
1998年(平成10)生まれ 2014年3月(平成26) 2014年4月(平成26) 2017年3月(平成29) 2017年4月(平成29) 2021年3月(令和3)
1999年(平成11)生まれ 2015年3月(平成27) 2015年4月(平成27) 2018年3月(平成30) 2018年4月(平成30) 2022年3月(令和4)
2000年(平成12)生まれ 2016年3月(平成28) 2016年4月(平成28) 2019年3月(平成31) 2019年4月(平成31) 2023年3月(令和5)
2001年(平成13)生まれ 2017年3月(平成29) 2017年4月(平成29) 2020年3月(令和2) 2020年4月(令和2) 2024年3月(令和6)
2002年(平成14)生まれ 2018年3月(平成30) 2018年4月(平成30) 2021年3月(令和3) 2021年4月(令和3) 2025年3月(令和7)
2003年(平成15)生まれ 2019年3月(平成31) 2019年4月(平成31) 2022年3月(令和4) 2022年4月(令和4) 2026年3月(令和8)
2004年(平成16)生まれ 2020年3月(令和2) 2020年4月(令和2) 2023年3月(令和5) 2023年4月(令和5) 2027年3月(令和9)
2005年(平成17)生まれ 2021年3月(令和3) 2021年4月(令和3) 2024年3月(令和6) 2024年4月(令和6) 2028年3月(令和10)
2006年(平成18)生まれ 2022年3月(令和4) 2022年4月(令和4) 2025年3月(令和7) 2025年4月(令和7) 2029年3月(令和11)
2007年(平成19)生まれ 2023年3月(令和5) 2023年4月(令和5) 2026年3月(令和8) 2026年4月(令和8) 2030年3月(令和12)
2008年(平成20)生まれ 2024年3月(令和6) 2024年4月(令和6) 2027年3月(令和9) 2027年4月(令和9) 2031年3月(令和13)
生まれ年ごとの詳細ページ(短大・専門学校・院卒・浪人1〜2年のパターン別)も用意しています(→ /tools/gakureki/1998/ など生まれ年別早見表)。

西暦・和暦の変換(令和・平成)

学歴欄の年表記は、履歴書全体の表記(生年月日・日付・職歴)と統一します。変換に迷ったら西暦と和暦のどちらで書くか(変換早見表)で確認してください。

学歴欄の基本ルール7つ

  1. 1行目の中央に「学歴」と書く(様式に印字済みならそのまま)。左端の年月欄はこの行では空けておきます。
  2. 学校名は正式名称で書く:「◯◯高校」ではなく「◯◯高等学校」。公立は「◯◯県立」「◯◯市立」から、私立は法人名を除いた正式校名で書きます。「中学」も「中学校」まで書きます。
  3. 高校以降は学科・コースまで書く:「普通科」「商業科」「機械工学科」など。大学は学部・学科・専攻まで書きます(例:「◯◯大学経済学部経済学科」)。中学校に学科はないため校名のみで足ります。
  4. 入学と卒業は2行で書く:年をまたぐため、入学行と卒業行を分けます。1行にまとめるのは職歴の行数節約の技法で、学歴では原則使いません。
  5. 「同校卒業」は使ってよい:同じ学校の卒業行は「◯◯高等学校 卒業」と書き直すのが丁寧ですが、行数が足りないときは省略形も減点にはなりません(諸説ある論点のため、行数に余裕があれば正式名称の再掲を推奨します)。
  6. 年表記は統一する:西暦・和暦の混在はNGです(→西暦と和暦のどちらで書くか(変換早見表))。
  7. 学歴の後は1行空けて「職歴」へ:つなげ方は職歴欄の書き方(雇用形態別の見本15例)で解説しています。

進学区分別:どの行をどう書くか(基本形)

学歴
2020 3 ◯◯市立◯◯中学校 卒業
2020 4 ◯◯県立◯◯高等学校 普通科 入学
2023 3 ◯◯県立◯◯高等学校 普通科 卒業
2023 4 ◯◯大学経済学部経済学科 入学
2027 3 ◯◯大学経済学部経済学科 卒業見込み
進学先 書き方のポイント
専門学校 「専門学校◯◯」「◯◯専門学校 ◯◯学科」と正式名称+学科。修了区分が「卒業」の学校が大半
短期大学 「◯◯短期大学 ◯◯学科 入学/卒業」。「短大」と略さない
高等専門学校(高専) 「◯◯工業高等専門学校 ◯◯学科」。5年制のため高校+短大に相当する期間になる
大学院 「◯◯大学大学院◯◯研究科◯◯専攻 修士課程 入学」、修了行は「卒業」ではなく「修了」
留学(学位取得) 「◯◯大学(アメリカ・◯◯州)◯◯学部 入学/卒業」。1年未満の語学留学は学歴欄でなく補足扱い

ケース別の書き方見本

在学中・卒業見込みはどう書く?

大学4年生の就活なら最終行に「◯◯大学◯◯学部◯◯学科 卒業見込み」、在学中のバイト応募なら「在学中」と書きます。使い分けと見本は在学中・卒業見込みの書き方が主担当です(本ページでは省略します)。

通信制高校はどう書く?

「◯◯高等学校(通信制課程) 入学/卒業」のように課程まで書くのが正式です。通信制であること自体は合否の判断材料になりにくく、隠して書く必要はありません。

編入した場合はどう書く?

編入元の中退(または卒業)行の次に「◯◯大学◯◯学部◯◯学科 3年次編入学」と書きます。「編入学」という語をそのまま使うのがポイントです。

転校(転入学)した場合はどう書く?

「◯◯高等学校 入学」→「△△高等学校 転入学」→「△△高等学校 卒業」の3行で書きます。

学校名が変わった(統廃合・校名変更)場合はどう書く?

在籍当時の校名で書き、現校名を括弧で添えます:「◯◯高等学校(現・△△高等学校) 卒業」。卒業証明書は現在の学校(承継校)が発行するため、両方書いておくと照合がスムーズです。この論点を扱う記事は少なく、迷う人が多いポイントです。

9月卒業(秋卒業)はどう書く?

事実どおり「◯◯年9月 ◯◯大学◯◯学部◯◯学科 卒業」と書きます。3月でないことに説明は不要です。

休学・留年・浪人がある場合は?

学歴欄の書式は本ページのとおり年月をずらして書けば足ります。理由をどう添えるか・面接でどう伝えるかは、空白期間を不利にしない書き方の例文集(浪人・留年・休学、中退の各ページ)で扱っています。

バイト応募時の簡略形は?

A4・1枚様式なら「中学卒業→高校入学→(在学中)」の3行で十分です。高校生の見本はバイト用履歴書の書き方(高校生・大学生の見本つき)にあります。

学歴と職歴のつなげ方

学歴の最終行の次を1行空け、中央に「職歴」と書いてから職歴を書き始めます。職歴がない場合は「職歴」の次の行に「なし」と書き、右端に「以上」で締めます。職歴の全パターンは職歴欄の書き方(雇用形態別の見本15例)へ。

関連ガイド

生まれ年別の早見表と、在学中の書き方は次のページで確認できます。

よくある質問

Q. 学歴は中学から書かないとダメですか?
A. 決まりはありません。中学卒業から書けばどの応募先でも減点されず、行数が足りなければ高校からでも問題ありません。
Q. 小学校は書きますか?
A. 書きません。義務教育の入学は原則省略し、書くのは中学卒業以降です。
Q. 予備校・塾は学歴に書きますか?
A. 書きません。学歴欄は学校教育法上の学校を書く欄で、予備校時代は年のずれとして表現されます(伝え方は浪人・留年・休学の書き方)。
Q. 「以上」は学歴の後にも書きますか?
A. 学歴だけで終わる(職歴なしの)場合は「職歴 なし」の後に「以上」を書きます。職歴がある場合は職歴の最後にだけ書きます。
Q. 最終学歴とはどこを指しますか?
A. 最終学歴とは、卒業した中で最も高い教育課程を指します(例:大学中退で高卒なら最終学歴は高校卒業)。
Q. 大学院を修了しました。「卒業」と書きますか?
A. 大学院は「修了」と書きます(修士課程 修了/博士課程 修了)。単位取得後に退学した場合は「博士課程 単位取得満期退学」という定型表現があります。
Q. 専門学校は学歴に書けますか?
A. 書けます。学校教育法上の専修学校(専門課程)は学歴であり、「◯◯専門学校 ◯◯学科 入学/卒業」と正式名称で書きます。
Q. 卒業年を間違えて書いてしまいました。
A. 事実と異なる年月は経歴詐称と受け取られる可能性があるため、提出前なら書き直します。提出後に気づいた場合の対応は書き間違えたときの対処(訂正していいケース・書き直すべきケース)へ。

年の計算が終わったら、そのまま1枚を完成させましょう。 履歴書chanの自動計算なら、補正済みの学歴欄をこの学歴欄を反映して作成を始めるからワンタップで履歴書に反映できます(無料・登録不要)。