履歴書の通勤時間の書き方

監修・運営:オルグロー株式会社

有料職業紹介事業許可 13-ユ-313222 / 東京商工会議所常任委員。就職・転職支援の正規許可事業者として、履歴書作成サービス「履歴書chan」を運営しています。運営会社の詳細

即答:履歴書の通勤時間は、自宅の玄関から勤務地までの片道の所要時間を、5分単位で切り上げて書きます。実測7分なら「約10分」、実測48分なら「約50分」です。1時間を超える場合は「約1時間15分」のように時間と分で書きます。

履歴書の通勤時間とは、自宅から勤務地までのドアtoドア(出発地の玄関から到着地の入口まで)の片道所要時間を示す欄のことです。往復の時間や、電車に乗っている時間だけを書く欄ではありません。徒歩・待ち時間・乗り換えを含めた「家を出てから着くまで」を書きます。

なぜ片道・5分単位なのか(根拠と例外)

採用側はこの欄を、①通勤手当の概算、②無理なく通い続けられるかの確認、の2つに使います。分刻みの正確さは求められておらず、慣例として5分単位に丸めて書きます。丸める方向は切り上げです。切り捨てて短く見せると、入社後の交通費申請で実際の経路・時間と食い違い、かえって印象を損ねます。数分の差を盛るメリットは何もないため、実測を素直に切り上げるのが正解です。

「約」を付けるかは任意ですが、5分単位に丸めた概数であることが伝わるため、当サイトは「約◯分」の形を推奨します。

切り上げ早見表:実測何分なら何分と書く?

実測(ドアtoドア片道) 記載する時間
1〜5分 約5分
6〜10分(7分はここ 約10分
11〜15分 約15分
16〜20分 約20分
21〜25分 約25分
26〜30分 約30分
31〜40分 約35分〜約40分(5分単位で切り上げ)
41〜50分 約45分〜約50分(同上)
51〜60分 約55分〜約1時間
61〜75分 約1時間5分〜約1時間15分
76〜90分 約1時間20分〜約1時間30分

検索でよく聞かれる「通勤時間7分はどう書くか」の答えは「約10分」です。5分でも7分でも誤差の範囲ですが、切り上げの原則に従えば迷いません。

通勤時間の調べ方と記入例

調べ方は乗換案内アプリ(またはGoogleマップ)で十分です。自宅の住所から勤務地の住所を、出勤時間帯(平日朝など実際に通う時間)で検索し、徒歩込みの所要時間をそのまま使います。面接当日に実測と多少ずれていても問題にはなりません。

通勤時間  約 50 分

最寄り駅  JR中央線 高円寺駅
通勤手段  電車(JR中央線・新宿駅乗り換え)・徒歩
  • 最寄り駅欄がある様式では、路線名+駅名(JR中央線 高円寺駅)で書きます
  • 通勤手段(交通機関)欄では、使う手段を利用順に書きます。「電車・バス」「自転車」「自家用車」など、丸で囲む選択式の様式では該当する手段を1つの丸で囲みます
  • 時間欄が「時間・分」に分かれた印字(「 時間 分」)なら、50分は「0時間50分」ではなく時間欄を空けて「50分」、1時間15分なら「1時間15分」と数字を入れます

ケース別:こんなときはどう書く?

徒歩や自転車で通う場合は?

手段が何であれ、ドアtoドアの片道時間を5分単位で書く原則は同じです。「徒歩 約15分」「自転車 約20分」のように手段を添えると親切です。雨天時にバスへ切り替える予定なら、通常時の手段・時間で書けば足ります。

車通勤の場合は?

通常の交通量の時間帯で検索した所要時間を書きます。「自家用車 約30分」の形です。車通勤の可否は求人条件で決まっているため、駐車場の希望など条件面の相談があれば通勤時間欄ではなく本人希望欄に書きます。

引越し予定がある場合は?

現住所からの通勤時間をそのまま書くと実態と合わなくなるため、転居後の見込みで書き、その旨を添えます。書き方は「約30分(◯月に転居予定のため、転居後の見込み時間)」の形です。転居の予定自体は本人希望欄に書いていいこと・いけないこと(例文20)の例文のように本人希望欄でも伝えられます。現住所欄の扱いは住所欄の書き方(引越し予定があるときの現住所の扱い)を参照してください。

勤務地が未定・複数ある場合は?

募集要項に「勤務地:本社および各支店」のように幅がある場合は、本社(または募集の基準となる事業所)までの時間で計算して書きます。全国転勤前提でどこになるか全く分からない場合は、空欄にせず「勤務地確定後に算出(本社まで約40分)」のように基準を明示する書き方が親切です。

経路が複数あって時間が違う場合は?

実際に通うつもりの経路で書きます。最短経路と楽な経路で5〜10分違う程度なら、通う予定の方を採用してください。どちらで書いたかを面接で聞かれることはまれですが、聞かれたら「乗り換えが少ない経路で計算しました」と答えれば足ります。

通勤時間が長いと不利になる?

通勤時間そのもので機械的に落とされることは通常ありませんが、片道90分を超えるような場合、採用側は「続けられるか」を面接で確認したくなります。長距離でも応募したい場合は、通勤時間欄には事実を書いたうえで、「転居予定」「リモート勤務希望」など補足があれば本人希望欄で伝えます。短く偽って書くことだけは、入社後の定期代申請で必ず矛盾するため避けてください。

通勤時間以外の項目の書き方は、親ガイドの全10項目の見本つき 履歴書の書き方ガイドでまとめて確認できます。

よくある質問

Q. 通勤時間は往復で書きますか?
A. 片道で書きます。「片道」と印字がない様式でも、慣例として片道の所要時間を書く欄です。
Q. 電車の乗車時間だけを書けばいいですか?
A. 自宅の玄関から勤務地までの、徒歩・待ち時間・乗り換え込みの時間を書きます。乗車時間だけでは実態より短くなります。
Q. 通勤時間90分は書いたら落ちますか?
A. それだけで不合格になることは通常ありません。気になる場合は、転居予定や勤務継続の意思を本人希望欄・面接で補足してください。
Q. 「0時間50分」と書くべきですか?
A. 「時間」「分」が印字された欄なら時間の桁は空欄にし、「50分」とだけ入れます。0を書いても誤りではありませんが、不要です。
Q. 在宅勤務(リモート)主体の求人でも書きますか?
A. 欄がある以上、出社時の想定で書いておきます。「約40分(出社時)」のように添えると実態が伝わります。
Q. 面接会場と勤務地が違う場合はどちらまでの時間を書きますか?
A. 勤務地までの時間を書きます。通勤時間欄は入社後の通勤を示す欄で、面接会場への所要時間ではありません。
Q. バスの本数が少なく、時間帯で所要時間が大きく変わります。
A. 実際に通勤する時間帯で検索した所要時間を書きます。ばらつきが大きければ長い方に寄せて切り上げておくと、入社後に矛盾しません。

通勤時間の計算とセットで、履歴書も10分で仕上がります。 履歴書chanの作成画面では、通勤時間・最寄り駅などの様式ごとの欄に沿って入力するだけで整ったPDFが完成するため、「この欄はどう書くんだっけ」と調べながら手書きする時間を丸ごと省けます。登録不要・無料でいますぐ履歴書を作成するからお試しください。