履歴書の英検は3級から書ける

監修・運営:オルグロー株式会社

有料職業紹介事業許可 13-ユ-313222 / 東京商工会議所常任委員。就職・転職支援の正規許可事業者として、履歴書作成サービス「履歴書chan」を運営しています。運営会社の詳細

即答:英検は「実用英語技能検定◯級 合格」と正式名称で書きます。書く目安はアルバイト・高校生なら3級から、一般事務・販売なら2級から、英語を使う職種なら準1級からです。合格に有効期限はないため、取得年月が古くてもそのまま書けます。

実用英語技能検定とは、公益財団法人日本英語検定協会が実施する英語の検定試験で、「英検」はその略称です。履歴書の免許・資格欄には略称ではなく正式名称で書くのがルールなので、「英検2級」ではなく「実用英語技能検定2級 合格」と書きます。

資格欄の全体ルール(取得年月の古い順・免許→資格の順・年表記の統一)は親ガイドの資格・免許の正式名称一覧と書ける級・点数の早見表で解説しています。このページは英検の1行に絞って、「何級から書けるか」の相場と表記の細部に答えます。

何級から書ける?応募先別の早見表

目安は、アルバイト・高校生なら3級から、一般事務・販売なら2級から、英語を使う職種なら準1級からです。「3級を書いたら恥ずかしいのでは」という不安は、応募先を分ければ解消できます。一律の正解はありません。

バイト・高校生・大学生 一般事務・販売(社会人) 英語を使う職種
3級 書いてよい(学習の証明になる) 応募先による(無理に書かなくてよい) 書かない
準2級 書いてよい 境界線(下の解説参照) 書かない
2級 十分な武器 書いてよい(一般的な目安ライン) もう一歩
準1級 強い武器 強い武器 書くべき(評価対象の入り口)
1級 強い武器 強い武器 書くべき

この表は「下限未満は減点」ではなく「応募先で武器になる目安」です。関連資格が1つもないより、3級でも書いて学習意欲を示すほうが良い場面(高校生の初バイトなど)は多くあります。

準2級は書いていいですか?

高校生・大学生のバイト応募なら迷わず書いてください。準2級は応募者の属性で判断が分かれる、いちばん質問の多い級です。準2級は高校中級程度の目安とされ、学生の応募書類では十分に意味を持ちます。社会人の事務職応募では2級が相場の目安なので、準2級は「他に書く資格があるなら省略、資格欄が空になるなら書く」が実務的な判断です。なお2025年度からは準2級と2級の間に「準2級プラス」が導入されています(※級の構成は変わることがあるため、最新は日本英語検定協会 www.eiken.or.jp で確認してください)。

記入見本:正式名称と取得年月の書き方

免許・資格
2019 6 普通自動車第一種運転免許 取得
2021 1 実用英語技能検定準2級 合格
2023 7 実用英語技能検定2級 合格
  • 末尾は検定なので「合格」です。「取得」とは書きません
  • 年月欄には合格した年月(合格証書の日付)を書きます
  • 上位級を持っている場合、下位級は省略して上位級だけ書くのが一般的です(両方書いても誤りではありませんが、行の節約になります)
  • 年表記(西暦・和暦)は履歴書全体で統一します

英検CSEスコアは書きますか?

書かなくて構いません。履歴書の資格欄に書くのは「級と合否」が基本形です。英検CSEスコアとは、級をまたいで英語力を比較できる共通尺度のスコアで、合否と併せて成績表に表示されます。スコアをアピールしたい場合は「実用英語技能検定2級 合格(英検CSEスコア◯◯◯◯)」と括弧で併記できますが、採用側に広く浸透しているのは級のほうなので、スコア併記は英語力を重視する応募先向けの追加情報と考えてください。

取得年月が古いのですが、書けますか?

書けます。英検の合格に有効期限はなく、一度合格した級は生涯の事実として書けます。ただし「書けるか」と「どう評価されるか」は別の問題なので、諸説を整理します。

内容 当サイトの評価
いつでも書ける派 合格は生涯有効な事実なので、何年前でも堂々と書く 正しい。ただし面接での質問に備えは必要
直近のみ派 10年以上前の級は現在の実力を保証しないので書かない スコア型のTOEICなら一理あるが、級まで捨てるのは損
書いて現在を補う派(当サイト推奨) 取得年月を正直に書き、現在の英語使用状況を面接・自己PRで補う 事実を活かしつつ誤解も防げる安全解

当サイトの推奨は「正直な取得年月で書き、古さは現在の状態で補う」です。取得年月を新しく偽るのは経歴詐称にあたるので絶対に避けてください。学生時代の2級を20年後に書く場合は、「現在も業務でメールを英語で読む」など現在形の一言を面接で添えられると、古さはむしろ継続力の証明に変わります。

ケース別:こんなときはどう書く?

英検S-CBTで合格しました。書き方は変わりますか?

変わりません。S-CBT(コンピュータ受験)は従来型と同じ級・同じ資格なので、「実用英語技能検定2級 合格」とだけ書きます。「S-CBT」の付記は不要です。

3級より下(4級・5級)は書けますか?

書けますが、優先度は低くなります。中学生・高校生の初バイトで他に書ける資格がない場合の1行としては成立します。社会人は省略が無難です。

二次試験の合格発表待ちです。書けますか?

まだ「合格」とは書けません。「実用英語技能検定2級 一次試験合格(二次試験結果待ち)」と事実の範囲で書くか、結果が出てから書き直します。勉強中・結果待ちの資格の書き方の型は資格がない・勉強中のときの書き方が主担当です。

TOEICと英検、どちらを書くべきですか?

両方持っているなら両方書いて構いません。英検は総合的な英語力(特に学生・教育文脈)、TOEICはビジネス文脈で評価される傾向があり、役割が重なりません。TOEIC側の点数の相場はTOEICは何点から書けるかで解説しています。

よくある質問

Q. 英検の正式名称は何ですか?
A. 「実用英語技能検定」です。履歴書には「実用英語技能検定2級 合格」のように級と「合格」を添えて書きます。
Q. 「英検2級」と略して書いたら減点されますか?
A. それだけで不合格になることは通常ありません。ただし正式名称で書くほうが書類の正確さが伝わるので、これから書くなら正式名称をおすすめします。
Q. 合格証書を失くしました。取得年月はどう調べますか?
A. 日本英語検定協会に申請すると合格証明書を発行してもらえます。年月が曖昧なまま推測で書くのは避けてください。
Q. 準1級と2級の両方に合格しています。どちらを書きますか?
A. 上位の準1級だけで足ります。行に余裕があれば両方書いても誤りではありません。
Q. 履歴書に書けば英語力の証明になりますか?
A. 級は客観的な証明として機能します。ただし採用側は「いつの合格か」「現在使っているか」も見るため、古い場合は現在の使用状況を面接で補足できるようにしておくと確実です。
Q. 英検Jr.や英検IBAは書けますか?
A. 合否のある検定ではないため、資格欄には書きません。学習歴として伝えたい場合は自己PR欄で触れる扱いにします。

級が決まれば、あとは正式名称だけです。 履歴書chanの資格欄では、「えいけん」と入力するだけで正式名称「実用英語技能検定」が補完され、級を選べば記入例どおりの1行が完成します。この正式名称を資格欄に追加して作成を続けるから、無料・登録不要で続きを作れます。