履歴書の運転免許の書き方

監修・運営:オルグロー株式会社

有料職業紹介事業許可 13-ユ-313222 / 東京商工会議所常任委員。就職・転職支援の正規許可事業者として、履歴書作成サービス「履歴書chan」を運営しています。運営会社の詳細

即答:車の免許は「普通自動車第一種運転免許 取得」と正式名称で書きます。AT限定なら「(AT限定)」を付けます。2007年6月1日以前に取得した人の免許は「中型自動車第一種運転免許(8t限定)」、2007年6月2日〜2017年3月11日取得なら「準中型自動車第一種運転免許(5t限定)」が正式名称です。

運転免許の正式名称とは、道路交通法で定められた免許の種類(普通・準中型・中型・大型など)と種別(第一種・第二種)を組み合わせた名称です。「普通免許」「車の免許」は日常の略称であり、履歴書の免許・資格欄には正式名称で書くのがルールです。

免許・資格欄の全体ルール(取得年月の古い順に書く、免許→資格の順に並べる、年表記は履歴書全体で統一する)は親ガイドの資格・免許の正式名称一覧と書ける級・点数の早見表で解説しています。このページは、その中で最も検索されている「運転免許の1行」だけを深掘りします。

まず結論:取得日でわかる、あなたの免許の正式名称(判定表)

「普通免許を取ったはずなのに、履歴書には中型と書く」——これは間違いではありません。法改正で免許区分が2回変わり、取ったときの名前と今の名前が違う人が大量にいるためです。免許を取った日で機械的に判定できます。

普通免許を取得した日 現在のあなたの免許 履歴書に書く正式名称
2007年6月1日以前 中型免許(8t限定) 中型自動車第一種運転免許(8t限定) 取得
2007年6月2日〜2017年3月11日 準中型免許(5t限定) 準中型自動車第一種運転免許(5t限定) 取得
2017年3月12日以降 普通免許 普通自動車第一種運転免許 取得

自信がなければ免許証の条件欄を見てください。「中型車は中型車(8t)に限る」とあれば8t限定、「準中型車は準中型車(5t)に限る」とあれば5t限定です。条件欄に記載がなく免許の種類が「普通」なら、そのまま普通自動車第一種運転免許です。

※免許区分・限定条件の最新の制度は、警察庁(www.npa.go.jp)など公的機関の公式情報で確認してください。

免許・資格欄の記入見本

免許・資格
2019 6 普通自動車第一種運転免許(AT限定) 取得
2022 11 実用英語技能検定2級 合格
  • 年月欄には免許証に記載された取得年月を書きます(確認方法は後述)
  • 名称の末尾は免許なので「取得」です(検定は「合格」、講習は「修了」)
  • 運転免許は他の資格より先(欄の最初)に書くのが読みやすい慣行です

なぜ「普通免許」が中型・準中型に変わったのか(制度の経緯)

2007年と2017年の2回の法改正で免許区分が変わり、改正前に免許を取った人の運転範囲がそのまま維持されて中型・準中型に移行したためです。理由を知っておくと、面接で「中型8t限定とは?」と聞かれても一言で説明できます。

  1. 2007年6月2日:中型免許の新設。 それまでの普通免許は車両総重量8トン未満まで運転できました。改正後の新しい普通免許は範囲が狭くなったため、改正前に取った人は「従来どおり8トン未満まで運転できる中型免許」=中型免許(8t限定)に自動的に移行しました。
  2. 2017年3月12日:準中型免許の新設。 同じ理屈で、2007年6月2日〜2017年3月11日に普通免許を取った人は「5トン未満まで運転できる準中型免許」=準中型免許(5t限定)に移行しました。

つまり8t限定・5t限定は「格下げ」ではなく、取得時の運転範囲がそのまま維持されている証明です。運転職の応募ではむしろ有利な情報なので、正確に書く価値があります。

ケース別:あなたはどう書く?

AT限定は書かないとダメですか?

書くのが安全です。媒体によって推奨が割れる論点なので、諸説を整理します。

内容 当サイトの評価
書く派(多数派) 「普通自動車第一種運転免許(AT限定) 取得」と付記する 推奨。入社後に社用車(MT車)の問題が起きない
書かない派 限定条件は免許証を見れば分かるので省略可 運転業務がない職種では実害は小さいが、後から「聞いていない」となるリスクが残る

当サイトの推奨は「AT限定と正直に書く」です。理由は、限定を伏せても入社時の免許証確認で必ず分かること、そして運転が必要な職場ではMT車の可否が配車に直結することです。なお、限定解除をした場合は「(AT限定)」を外し、備考として書く必要もありません。

ペーパードライバーでも免許を書いていいですか?

書いてください。免許は有効に持っている資格なので、運転していなくても記載は事実に反しません。ただし求人に「要普通免許(営業車運転あり)」のように運転業務が明記されている場合は、免許欄には正式名称を書いたうえで、運転経験のブランクを面接または本人希望欄で正直に伝えるのが誠実です。「免許はあるが10年運転していない」ことを隠して運転職に就くほうが、よほど大きなリスクになります。

失効した免許・取り消しになった免許は書けますか?

書けません。免許・資格欄に書けるのは現在有効な免許だけです。更新忘れで失効した場合は、再取得の手続きが完了してから書きます。「過去に持っていた」ことを書きたい場合でも、免許・資格欄ではなく面接で補足する扱いにしてください。

原付・バイクの免許は書きますか?

書いて構いません。正式名称は原付が「原動機付自転車免許」、普通二輪が「普通自動二輪車免許」、大型二輪が「大型自動二輪車免許」です。配達・デリバリー系のバイトでは原付免許が応募条件になっていることも多く、その場合は必須の1行です。運転と無関係の事務職などで欄が足りないときは、優先度を下げて省略しても問題ありません。

タクシー・バスなどの二種免許はどう書きますか?

「普通自動車第二種運転免許 取得」のように、第一種を第二種に変えて書きます。二種免許を持っている場合は第一種の記載を省略できます(二種は一種を包含するため)が、両方書いても間違いではありません。

取得年月を忘れました。どこで確認できますか?

免許証の左下にある3つの日付で確認します。「二・小・原」は二輪・小型特殊・原付、「他」はそれ以外(普通・準中型・中型・大型など)、「二種」は第二種免許の、それぞれ最初の取得日です。普通免許だけの人は「他」の欄の年月をそのまま履歴書に書けば正確です。複数の免許を別々の時期に取った人で個別の取得日が必要な場合は、運転免許センターで運転免許経歴証明書を取得すると確認できます。

運転免許以外の資格はどう並べますか?

免許を最初に書き、そのあとに検定・資格を取得年月の古い順で続けるのが基本形です。並べ方の全体ルールと「何級から書けるか」の相場は資格・免許の正式名称一覧と書ける級・点数の早見表が主担当です。運転免許以外の資格の正式名称が分からないときは、略称から資格の正式名称を検索すると記入例までそのまま確認できます。免許も資格も何もない場合の「特になし」の書き方は資格がない・勉強中のときの書き方へ。

よくある質問

Q. 「普通自動車免許」と書いてはいけませんか?
A. 不合格になるほどの誤りではありませんが、正式名称は「普通自動車第一種運転免許」です。正式名称で書くほうが書類の正確さが伝わるので、書き直せるなら直すことをおすすめします。
Q. 「第一種」は省略できますか?
A. 省略せず書くのが正式です。第二種免許(旅客運送用)と区別するための表記なので、「第一種」まで含めて1つの名称と覚えてください。
Q. 履歴書に「運転免許証」と書くのは正しいですか?
A. 正しくありません。免許証はカード(証明書)の名前で、資格の名称は「運転免許」です。「普通自動車第一種運転免許 取得」と書きます。
Q. 8t限定の「限定」は外せますか?外したらどう書きますか?
A. 限定解除審査に合格すれば外せます。解除後は「中型自動車第一種運転免許 取得」と、(8t限定)を付けずに書きます。
Q. 運転しない事務職でも運転免許は書くべきですか?
A. 書くことをおすすめします。運転免許は最も広く通用する公的資格で、災害時や急な外出対応など間接的に評価される場面もあります。
Q. 国際免許(国外運転免許証)は書けますか?
A. 国外運転免許証は日本の免許に基づく一時的な証明書なので、単独の資格としては書きません。海外運転の経験をアピールしたい場合は、職歴や自己PRで伝えます。

免許の1行を、打ち間違いなく。 履歴書chanの資格欄では、「普通免許・AT限定・8t限定」などの選択肢を選ぶだけで、この記事の正式名称がそのまま入力されます。この正式名称を資格欄に追加して作成を続けるから、無料・登録不要で続きを作れます。