履歴書の三つ折りはあり?原則折らない理由と指定時の折り方3ステップ

監修・運営:オルグロー株式会社

有料職業紹介事業許可 13-ユ-313222 / 東京商工会議所常任委員。就職・転職支援の正規許可事業者として、履歴書作成サービス「履歴書chan」を運営しています。運営会社の詳細

即答:履歴書は折らずにA4対応封筒(角形A4号・角形2号)で送るのが原則です。三つ折りは応募先の指定がある場合だけにし、折るときは書面を内側に下3分の1→上3分の1の順でたたみ、開いたとき最初に氏名欄が見える形にします。

履歴書の三つ折りとは、A4(またはB5)の履歴書を横方向の2本の折り目で3等分にたたみ、定形サイズの封筒に入る大きさにする折り方のことです。市販の履歴書セットに小さい封筒が付属していることから「折って送るのが普通」と誤解されがちですが、現在の応募書類の標準は「折らない」です。このページでは、折らない理由と例外、指定されたときの正しい手順、四つ折り・二つ折りの扱いまでを解決します。

結論:折る?折らない?の判定表

あなたの状況 結論
特に指定がない(郵送) 折らない。角形A4号か角形2号の封筒で送る
特に指定がない(手渡し) 折らない。封筒+クリアファイルで持参する
応募先から「三つ折りで」と指定された 指定どおり三つ折りにする
市販履歴書の付属封筒(小さい封筒)しかなく、買い足せる 折らずに済むよう角形封筒を買うのが推奨
付属封筒で送ること自体を応募先が了承している 三つ折りで可
四つ折りでないと入らない封筒しかない 四つ折りは避け、封筒を買い直す

なぜ「原則折らない」のか(根拠と例外)

理由は受け取った採用側の実務にあります。第一に、応募書類の多くは受領後にコピーまたはスキャンされ、社内で共有されます。折り目のついた書類は原稿台で浮き、影やゆがみが出て読みにくくなります。第二に、選考中はファイリングして保管されるため、平らな書類のほうが扱いやすいのです。第三に、折り目は文字の上を横切るため、単純に読みづらくなります。マナーというより、相手の作業効率の問題です。

一方で、三つ折りが失礼にあたるわけではありません。市販履歴書に三つ折り用封筒が付属している事実が示すとおり、三つ折りは古くからある正規の形式です。だからこそ「応募先が指定したら従う」が正解で、指定がなければ相手の実務に配慮して折らない、という優先順位になります。折らずに送る場合の封筒の選び方と宛名は封筒の宛名の書き方(郵送・手渡し別の見本つき)で確認してください。なお、三つ折り+定形封筒なら切手代は50g以内110円と安くなりますが、数十円の差のために原則を崩す意味はありません(角形封筒の料金は履歴書の切手代と貼り方が主担当です)。

正しい三つ折りの手順3ステップ

用意するものは、平らな机と、折り位置の目安にする別のA4用紙1枚です。定規で強くしごかず、手のひらで折り目を付けます。

  1. 書面を上にして置き、3等分の位置を決める:A4の縦297mmを3等分すると99mmずつです。目分量が不安なら、別のA4用紙を横に当てて折り位置に軽く印を付けます(履歴書本体に鉛筆で線を引かないでください)。
  2. 下3分の1を、書面を内側にして上へ折る:氏名・写真のある上部が外に残る形になります。
  3. 上3分の1を、その上にかぶせて折る:氏名欄のある面が一番外側の内向き、つまり開くと最初に氏名・写真欄が現れる状態になれば正解です。
【断面図】書面を内側にした巻き三つ折り

  ┌─────── 上1/3(氏名・写真のある面)← 最後に折る
  │┌────── 下1/3                    ← 先に折る
  ││
  └┴─────  中1/3(土台)

開くとき:上1/3を開く→氏名・写真欄が最初に見える

この向きにする理由も、開く人の動作からの逆算です。担当者が折られた書類を開くとき、最初に目に入るのが氏名と写真なら、誰の書類かが一瞬で分かります。「書面を外側に折る」流儀も存在しますが、書面が封筒内でこすれて汚れやすいため、当サイトは書面内側を推奨します。

論点 諸説 当サイトの推奨と理由
書面は内側か外側か 内側(主流)/外側 内側。汚れ防止に加え、開いたとき氏名欄から読み始められる
折る順序 下から/上から 下から折り、上をかぶせる。開く動作が「上を開く→すぐ氏名」になる
折り目の付け方 しっかり/軽く 軽く。開いたあと平らに戻りやすい

封筒にはどの向きで入れる?

三つ折りにした履歴書は、封筒の裏側(封をする側)から見て、氏名欄のある面が手前・上端に来る向きで入れます。こうすると、封を開けて取り出した担当者がそのまま開けば氏名欄から読める、という一連の流れがつながります。添え状・職務経歴書を同封する場合は、重ねてから一緒に三つ折りにせず、書類ごとに同じ向きで三つ折りにして重ねて入れます(まとめて折ると厚みで折り目が割れます)。重ね順は折らない場合と同じ「添え状→履歴書→職務経歴書」で、封入ルールの全体は封筒への入れ方と書類の順番が主担当です。三つ折りサイズの封筒にクリアファイルは入らないため、省略します。

ケース別:こんなときはどうする?

四つ折りはダメですか?

避けてください。四つ折りは折り目が3本になって読みにくさが増すうえ、開く手間も増えます。手持ちの封筒に四つ折りでないと入らないなら、それは封筒のサイズが合っていない合図なので、角形封筒(または長形3号)を買い直すのが正解です。

もともと二つ折りの市販履歴書は「折る」に入りますか?

入りません。市販のA3・B4見開き履歴書は、中央で折ってA4・B5にした状態が完成形です。この製本上の折りはそのままにし、追加で折らずに角形封筒へ入れます。

折ってしまった後で「折らないほうがよい」と知りました。

一度付いた折り目は完全には消えません。締切に余裕があれば書き直し(または再印刷)が最善で、余裕がなければ折り目を伸ばしてクリアファイルに挟み、平らな状態で送ってください。折り目だけで不合格になることは通常ありません。

職務経歴書だけA4で、三つ折り指定は履歴書のみです。

指定の範囲が不明確なときは、全書類を同じ形に揃えるのが読みやすい形です。迷ったら応募先に確認するか、すべて折らずに角形封筒で送れば失礼にはなりません。

よくある質問

Q. 三つ折りで送ったら不合格になりますか?
A. なりません。折り方は合否の判断材料ではなく、読みやすさへの配慮の問題です。
Q. 三つ折りにすると切手代はいくらですか?
A. 定形封筒(長形3号など)に入れば定形郵便50g以内110円です(2024年10月改定後。※最新料金は日本郵便で確認してください)。
Q. 折り目の位置がずれてしまいました。折り直していいですか?
A. 折り直すと二重の折り目が残るため、新しい用紙で作り直すのが最善です。軽微なずれならそのままのほうがきれいに見えます。
Q. クリアファイルに入れてから折るのですか?
A. 違います。クリアファイルは折れないため、三つ折りのときはクリアファイルを使いません。
Q. 手渡しのときも三つ折りでいいですか?
A. 手渡しは折らないのが原則です。A4対応封筒とクリアファイルで持参します。
Q. 「郵送してください」とだけ言われました。折る指定はありません。
A. 折らずに角形封筒で送ってください。指定がない=原則どおり、です。手順の全体は切手代の早見表と郵送7ステップ(添え状テンプレつき)で確認できます。

折り目のない1枚を最短で用意するなら。 履歴書chanの作成画面では履歴書がA4のPDFで出力されるため、コンビニで印刷してそのまま角形封筒に入れれば、折り方に悩む工程自体がなくなります。登録不要・無料でいますぐ履歴書を作成するからどうぞ。