履歴書のMOSの書き方

監修・運営:オルグロー株式会社

有料職業紹介事業許可 13-ユ-313222 / 東京商工会議所常任委員。就職・転職支援の正規許可事業者として、履歴書作成サービス「履歴書chan」を運営しています。運営会社の詳細

即答:MOSは「Microsoft Office Specialist(Excel 365) 合格」のように、正式名称にバージョンと科目を添えて書きます。上級レベルは「Microsoft Office Specialist(Excel 365 Expert・上級) 合格」とレベルまで明記します。バイトから事務職まで、どの応募先でも書く価値のある資格です。

MOS(Microsoft Office Specialist)とは、WordやExcelなどMicrosoft Office製品の操作スキルを科目別・バージョン別に証明する資格試験です。「MOS」は略称なので、履歴書の免許・資格欄には正式名称の「Microsoft Office Specialist」で書きます。

資格欄の全体ルール(取得年月の古い順・免許→資格の順・年表記の統一)は親ガイドの資格・免許の正式名称一覧と書ける級・点数の早見表で解説しています。このページはMOSの1行と、資格欄・自己PR欄にまたがる「PCスキルの書き方」との関係に絞って答えます。

記入見本:科目・バージョン・レベルの書き方

免許・資格
2020 3 普通自動車第一種運転免許 取得
2024 9 Microsoft Office Specialist(Word 365) 合格
2025 4 Microsoft Office Specialist(Excel 365 Expert・上級) 合格

書き方のルールは3つです。

  1. 科目とバージョンを括弧で添えます。 MOSは「Excel」「Word」など科目ごと、かつ「365」「2019」などバージョンごとの試験なので、どの科目・どのバージョンに合格したかまで書いて初めて正確です。
  2. 上級レベルは「Expert(上級)」を明記します。 ExcelとWordには一般レベルと上級レベル(Expert)があり、Expertは明確に評価が上がるため省略しないでください。
  3. 末尾は「合格」です。 検定試験なので「取得」ではなく「合格」を使います(「認定」も誤りではありませんが、当サイトは資格欄の表記統一のため「合格」を推奨します)。

科目別の表記パターンを一覧にします。自分の合格科目の行をそのまま写してください。

合格した試験 履歴書に書く1行
Excel(一般) Microsoft Office Specialist(Excel 365) 合格
Excel(上級) Microsoft Office Specialist(Excel 365 Expert・上級) 合格
Word(一般) Microsoft Office Specialist(Word 365) 合格
Word(上級) Microsoft Office Specialist(Word 365 Expert・上級) 合格
PowerPoint Microsoft Office Specialist(PowerPoint 365) 合格
Access Microsoft Office Specialist(Access 2019) 合格
旧バージョン(例:2016) Microsoft Office Specialist(Excel 2016) 合格

※試験科目とバージョンの構成は改定されることがあります。最新はMOS公式サイト(mos.odyssey-com.co.jp ※公開前に最新URL確認)で確認してください。

MOSは履歴書に書く価値がありますか?

あります。MOSは「PCが使える」という自己申告を客観的な証明に変える資格で、応募先を選びません。一般事務・営業事務ではExcel・Wordの操作が業務の前提になっているため、未経験応募ほど効きます。バイト・パートでも、レジ締めの集計やシフト表の作成などPC作業のある職場では十分な判断材料になります。専門職では資格単体より実務実績が見られますが、書いて減点になることはありません。

事務職向けの資格として簿記と並べて書く人も多く、その場合の並び順は「応募職種との関連が強い順」です。経理寄りの求人なら簿記を先に、資料作成・データ入力寄りならMOSを先に書きます。簿記側の正式名称と相場は履歴書の簿記の書き方で解説しています。

ケース別:こんなときはどう書く?

複数科目に合格しています。全部書きますか?

応募職種に関連する科目はすべて書いて構いません。ExcelとWordの2科目なら2行に分けて書くのが読みやすい形です。3科目以上で欄が足りない場合は、応募職種との関連が強い科目(事務ならExcel優先)に絞り、残りは職務経歴書や面接で補足します。

古いバージョン(2013・2016)の合格です。書けますか?

書けます。MOSの合格に有効期限はなく、バージョンを正直に書けば事実として問題ありません。ただしバージョンが古いほど「現在のOfficeも使えるか」を採用側は気にするため、自己PR欄で「現在も業務でMicrosoft 365を使用」のように現在形の一言を添えると、古さが実務ブランクと誤解されません。バージョンを新しく書き換えるのは経歴詐称なので絶対に避けてください。

「MOS Excel」とだけ書いてはダメですか?

それだけで不合格になることは通常ありませんが、正式名称・バージョン・レベルまで書いた1行と比べると正確さで見劣りします。書き直せるなら本ページの表の形をおすすめします。

MOSを持っていない場合、PCスキルはどこに書きますか?

資格欄には書きません。資格欄は公的な免許・検定の事実だけを書く欄なので、「Excel使用可」のような自己申告スキルは自己PR欄(または職務経歴書のスキル欄)に書きます。その際は「Excel:VLOOKUP・ピボットテーブルを使った売上集計が可能」のように具体的な操作名で書くと、資格がなくても実力が伝わります。資格欄に書くものが1つもない場合の「特になし」の書き方は資格がない・勉強中のときの書き方が主担当です。

MOSと自己PRのPCスキル、両方書くのは重複ですか?

重複ではなく役割分担です。資格欄のMOSは「客観的な証明」、自己PR欄の具体操作は「実務での使い方」を伝えるもので、両方あると証明と実例が揃います。1行で終わらせず、MOSで証明した科目を自己PRで実務エピソードにつなげるのが最も強い書き方です。

勉強中でも書けますか?

「Microsoft Office Specialist(Excel 365)取得に向けて勉強中(2026年10月受験予定)」のように、受験予定とセットなら書けます。事務職の未経験応募では、勉強中の記載だけでもPC習熟への意欲として伝わります。

よくある質問

Q. MOSの正式名称は何ですか?
A. 「Microsoft Office Specialist」です。履歴書には科目とバージョンを添えて「Microsoft Office Specialist(Excel 365) 合格」と書きます。
Q. 「合格」と「取得」のどちらを使いますか?
A. 検定試験なので「合格」です。当サイトでは資格欄全体の表記を「免許=取得・検定=合格・講習=修了」で統一することを推奨しています。
Q. MOSに有効期限はありますか?
A. ありません。一度合格した科目は生涯の事実として書けます。ただしバージョンは合格当時のものを正直に書きます。
Q. 取得年月はいつを書きますか?
A. 合格した年月(認定証記載の日付)を書きます。年表記は履歴書全体で西暦か和暦に統一してください。
Q. MOSは就職に有利ですか?
A. 事務系の未経験応募では、PC操作の客観的な証明として明確に機能します。専門職では実務実績が優先されますが、書いて損はありません。
Q. エキスパートと一般の両方に合格しています。両方書きますか?
A. 上位のExpertだけで足ります。行に余裕があれば両方書いても誤りではありません。

科目とバージョンまで、写し間違いなく。 履歴書chanの資格欄では、「MOS」と入力して科目とバージョンを選ぶだけで、この記事の表と同じ正式名称の1行が完成します。この正式名称を資格欄に追加して作成を続けるから、無料・登録不要で続きを作れます。